株式投資を始めるうえで実際どうやって注文するのか分からないですよね.注文の方法として成行であったり指値であったりと注文画面に書いていますが疑問に感じると思います.
今回は株式の注文に関して分かりやすくまとめていきたいと思います.これを読んで注文のミスによる資金流出をなくしましょう!
成行注文
もっとも簡単かつ確実に注文する方法はこの成行注文です.
株価にかかわらず今絶対に買いたい!と思っている人にはおすすめです.注文から約定(やくじょう:売買が確定すること)までの時間が指値や逆指値注文に比べて早いです.
しかし,成行注文ではたとえ今現在株価が示されているとしてもその価格で買えるかどうかは分かりません.その仕組みについて少し述べさせていただきます.
株価はリアルタイムでの売買量によって決まります.ある人は1000円で書いたがり,またある人は1100円で売りたがるなどその株における売買注文の量を表すものが「板」と呼ばれるものです.

上の図は実際に表示される板の情報です.真ん中の数字が株価で,その株価における売り注文と買い注文の数がその左右に表示されています.
成行注文はこの買い注文すべての中で最速で約定することが出来ますが,価格は売り手との需要に左右されます.つまり,この板で成行注文による買いでは9866円~9886円で株を購入することになります.
指値注文
やっぱり自分が買いたいと思う株価で注文したい!と思う方には成行ではなく指値(さしね)注文がおすすめです.
指値注文では売買する株価を指定することが出来ますが,株価がその価格にならなければ約定がされないというデメリットもあります.
また,指値注文で株を買う場合は現在の株価よりも安い価格を指定する必要があります.逆に売る場合には現在の株価よりも高い価格を指定します.
つまり,より株を安く買いたい,高く売りたいと思っている人,実際に株価がそうなると予想している人にはこの注文方法が良いかと思います.
指値の買い注文
指値の買い注文では現在の株価よりも低い価格を指定します.
上昇トレンドの状態で少し割高だと感じているときに株価の調整による下落で購入したいと考えている人にはこの指値での買いが良いと思います.

指値の売り注文
指値の売り注文では現在の株価よりも高い価格を指定します.
株価がこの値段になったら利益になって売るタイミングだと思う価格を指定することをおすすめします.上手く下降トレンドから上昇トレンドに変わるときに買ったものや上昇トレンドがここを越えたら下降トレンドに変わるかもしれないと感じる価格で注文しておくといいと思います.
まあ,要するに利益を確定したいなと思う価格で注文すればいいです笑

逆指値注文
逆指値注文はその名の通り指値注文の反対の注文方法となります.
指値注文が利益を大きく狙う攻めの注文方法とすると,逆指値注文は大きな損失を避ける保守的な注文方法と言えます.
逆指値の買い注文
逆指値の買いでは指値と異なり現在の株価よりも高い価格を指定することになります.
下降トレンド中にここまで上がってきたら上昇トレンドに転換したと判断できるな~と考える価格で指定したり,上昇トレンド中に最高値に価格を指定しておき,まだ最高値を更新する勢いがあると判断した際などにこの注文方法を活用するのが良いかと思います.

逆指値の売り注文
売り注文は反対に現在の株価よりも低い価格に注文を設定します.
この注文方法は含み益が出ている状態で,上昇トレンドがこの価格を下回ったら終わってしまい,利益がどんどん減っていく可能性があると思う価格に設定するといいと思います.
もし,設定した売り注文が約定されず,そのまま株価が上昇していけばそれで万事OKですが,もしものための保険として逆指値を入れておくことは大きな損失を予防することにもつながります.
株価が上昇すればそれに合わせて逆指値の価格も同じように高い位置に設定しなおしていけば,そこまでの利益は保証されたうえで株の保持が出来ます!このことをトレイリングと言います.(実際には自動修正されるものをトレイリングといいます)

まとめ
- 成行注文
株価がいくらになるかは分からないが最速で確実に約定できる - 指値注文
現在の株価よりも利益が出る価格において売買する.
買い注文⇒現在値よりも安い価格 売り注文⇒現在値よりも高い価格
⇒攻めの注文方法 - 逆指値注文
現在の株価よりも利益が少なくなる価格において売買する.
買い注文⇒現在値よりも高い価格 売り注文⇒現在値よりも安い価格
⇒保守的な注文方法 トレンドの転換を狙うこともできる
成行や指値,逆指値注文について説明させていただきました.いかがでしたでしょうか?簡単ではありますが,概要はつかめたら嬉しいです!
それぞれの注文で特徴はありますが,投資をされる方の考える時間軸によって使い分けをしていってもらえればと思います.例えば長期を考えているのであれば多少の株価の違いは気にしないものとして成行注文を活用していったりするなどです.


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