はじめに
ここでは配当貴族のデータ分析をしていきます!
配当貴族とは配当金の増配を25年〜49年行っている企業のことを呼びます!
連続増配銘柄はグロース株に比べて暴落に強いことが特徴です。また、連続増配するためには企業の利益も上がっていかなければなりません。それによって株価も右肩上がりになる銘柄が数多く存在します。
連続増配銘柄でも高配当(配当利回り4%以上)の銘柄は、
利益の多くを配当金に費やしているため株価の上昇はあまり見込めません。
そこで、私は配当利回り4%以下で株価が右肩上がりの連続増配銘柄を買っていき資産形成をしたいと考えています。
会社概要
・セクター:Consumer Staples
・配当金支払い月:3,6,9,12月
株価・EPS・配当金推移
株価・四半期EPS(1株あたり利益)・四半期配当金の推移をグラフに表します。
長期投資を行う前提として株価・EPS・配当金の全てが右肩上がりとなっている状態がベストです!
EPSは一株当たり当期純利益を示します.
会社が当期において株主(株式)に対してどれだけ利益を上げられたかを示します.EPSが年々増加傾向にある企業は安定的に成長しているとみなされ,株価も右肩上がりになっていることが多いです.
ただし,近年の新型コロナウイルスによる不況など一時的にEPSが下がっている企業も多くあるため,一概に右肩上がりでなければならないとは言えません.
PER推移
PERは日本語では株価収益率と呼ばれます.具体的な数式は
PERはその株価が割安なのかそれとも割高なのかを判別するために用いられます。銘柄ごとにPERの水準は異なるため一概にこの値より低い時が割安、この値より高い時が割高とは決めつけることはできません。そのため、各銘柄のPER推移を見る必要があります。
以下にPER推移を示します。
PER割高:25以上
PER割安:19以下
配当利回り推移
配当利回りは株価に対する配当金の割合を示します。具体的な数式は
配当利回りは高ければ高いほどいいですが、高すぎる配当利回りには以下のような理由があります。
1.2の場合は注意する必要がありますが、3の場合は企業単体の利益が下がっていなければ今後株価が回復する可能性があるため、買い時です!連続増配株は安定した配当のため株価も回復する傾向にあるので思い切って買い増しするのも手です!
以下に配当利回り推移を示します。
高利回り:4.0%以上
配当性向推移
配当性向は企業が稼いだ利益である【EPS】に対する配当金の割合を示します。具体的な数式は
配当性向が100%を超えている場合、企業は配当金をこれまでの利益や借金から捻出していることになります。この状態が続けば配当金を出す余裕がなくなり、減配や無配といったことが起きてしまいます。そのため、投資する企業の配当性向が100%以下であることは決算ごとに確認しておくべきだと思います!
以下に配当性向推移を示します。